有給、使えてる?使えなかった有給を灯籠にして供養する、美しくも切ないイベントが開催!
日本に「有給をとりづらい」というムードがある中で、2019年4月から年次有給休暇付与日数が10日以上の全ての労働者に対し、毎年5日の有給を取得することが義務化されました。
制度の改正という追い風がある中で、有給をとる側にも、とらせる側にも、意識の面で変わっていく必要があるのではないでしょうか。
私たちはこのイベントによって「使えなかった有給の見える化」を行い、有給という制度と価値について改めて知ってもらう機会となることでしょう。
使われなかった有給を供養する
「有給休暇」をテーマとする展示&参加型イベントが開催されます。本イベントは、働く人にとっての年次有給休暇を魂にたとえ、「使われなかった有給を供養する」ことを通じて、日本人の有給取得率向上を祈願する意味が込められているのだそう。
当日は、事前募集した「有給をとれなくて悔やまれた体験」を印字した灯籠を約300基並べ、中央の「有給大灯籠」に集められたエピソードを順番に投影。イベント中数回にわたり、実際に僧侶の方が供養します。
また、並べられた灯籠を見て回ることができるほか、その場で灯籠を作り、自作の有給灯籠を飾ることもできます。通常の有給灯籠より少し大きい撮影用の有給灯籠もあるので、ぜひ撮影してSNSなどに投稿してみてはいかがでしょうか。
有給大灯籠
イベント会場の中央にそびえるのは、高さ2mを超える「有給大灯籠」。会場に散りばめられた有給灯籠の無念を一身に集めるかのように、応募者たちの有給エピソードが次々と、大写しで投影されていきます。さらに、僧侶による供養もこの大灯籠を中心に執り行われ、『有給浄化』のシンボルとして、有給たちの想いをたくさんの人々へ届けていきます。
本物の僧侶が有給を供養
有給を供養していただくのは、浄土宗 西念寺の佐山上人です。佐山上人は自らもブラック企業に勤めた経験をもち、現世における有給の取り辛さ、有り難さを身をもって体験されています。そんな佐山上人が他人事ならぬ想いを込めて、一つひとつの有給につけられた戒名を詠みあげ、あなたの有給を浄化へと導きます。
今年の「勤労感謝の日」は、これまで人知れず消えていった有給たちの無念を晴らすために、大々的な供養を行います。
そして、灯籠のあかりとともに有給の素晴らしさを照らし出し、みんなで堂々と会社を休めるムードをつくろうではありませんか。
そうすればきっと、あなたが使えなかったあの有給も、浮かばれてくれることでしょう。
「有給浄化」「有給供養」とか本当にやるのか…虚構新聞の記事かと思った。#有給休暇 #勤労感謝の日https://t.co/z6d3VMTzyC
— harunari (@harunari) October 31, 2019
朝から吹き出したwhttps://t.co/qpGeHp1knW
— shotaro(しょうたろ〜) (@sho_ishi) November 5, 2019
開催期間 | 2019/11/22(金)・23(土/勤労感謝の日) |
---|---|
最寄り駅 | 大手町駅 / 東京駅 |
会場 | 東京サンケイビル前 東京都千代田区大手町1丁目7-2 |
時間 | 開始:18:00 終了:21:00 有給の供養は18:30から順次開始 |
料金・費用 | 入場無料 |
オフィシャル サイト |
有給を供養する灯籠ナイト『有給浄化』 |
出典:
有給浄化公式サイト
CNET Japa