19世紀の産業革命により大きな発展を遂げたスペインの国際都市であり、豊かな経済力と独自の言語文化を背景に特異な芸術を形成してきたバルセロナ。
都市の近代化が進んだ1850年代からバルセロナ万博を経てスペイン内戦(1936-39)に至るまでの約80年間にカタルーニャで生まれた芸術文化に焦点をあて、ムンタネー、ガダファルク、ガウディといった建築家や、サンティアゴ、ルショニル、ラモン・カザス、ピカソら芸術家による多彩な作品約130点を展示します。
バルセロナで成熟し、花開いたカタルーニャ芸術
本展は、都市の近代化が進んだ1850年代から、万博開催を経て、スペイン内戦に至るまでの約80年間にカタルーニャに花開いた芸術を紹介します。
ガウディやムンタネーら街の近代化を推進した建築家、ピカソ、ミロ、ダリ、サンティアゴ・ルシニョル、ラモン・カザスなど、多才な芸術家による約130点を展示します。
バルセロナで成熟し、花開いたカタルーニャ芸術を絵画、ドローイング、彫刻、家具、宝飾品など。
バルセロナの特異な芸術文化
スペイン・カタルーニャ自治州の州都、バルセロナは、食文化、スポーツ、世界遺産サグラダ・ファミリアなどの豊かな観光資源で人々を魅了しつづける国際都市です。
北はフランスに接し、南に地中海に望む温暖な気候、経済的発展、そして独自の言語文化を背景に、バルセロナは特異な芸術文化を形成してきました。
特に、都市の近代化が進んだ1850年代から、万博を経て1930年代後半のスペイン内戦に至るまでの約80年間は、カタルーニャ芸術が最も成熟した時期でもありました。
アントニ・ガウディをはじめとする現在のバルセロナの景観を形作った建築家たち、若き日々を過ごしたピカソ、同じくバルセロナを足掛かりに世界的に活躍したミロやダリなど、多くの芸術家がこの時期、この街で多彩な活動を繰り広げました。
本展は、絵画、ドローイング、彫刻、家具、宝飾品など約130点で、世紀末カタルーニャに満ちた熱気をあますことなく伝える展覧会となります。
「奇蹟の芸術都市 バルセロナ展」@東京ステーションギャラリー。ガウディは有名なので、むしろその背景となる同時代のアート界の動向を紹介。パリの影響を受けた前衛や「四匹の猫」から(ピカソも登場)、カタルーニャ文化復興のノウサンティズマ、そして万博と内戦/アートの政治化へ。勉強になる。
— taroigarashi (@taroigarashi) February 14, 2020
奇蹟の芸術都市バルセロナ展 東京ステーションギャラリー
ピカソ、ミロ、ダリといった画家につながる
芸術と歴史の背景に焦点を当てた展覧会
カフェ「四匹の猫」とか全然知らなかった
スペイン内戦で終わるのも良い
ゲルニカの意味をより重層的に知ることができる— やまけーArt (@yamak_art) February 11, 2020
「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」(東京ステーションギャラリー)
あと図録が素晴らしいです!怒涛の解説、コラム、図版。すごいボリューム。展示品と同じくらいの数の参考図版が載っているのでは。読み進めるのが楽しみ。— Rie Kuzumoto (@Dea_RK) February 9, 2020
開催期間 | 2020/02/08(土) ~ 2020/04/05(日) |
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最寄り駅 | 東京駅 |
時間 | 開始:10:00 終了:18:00 備考:金曜日は20:00まで ※入館は閉館の30分前まで |
料金・費用 | 一般 1,300(1,100)円 高校・大学生 1,100(900)円 ※( )内は前売券価格 ※中学生以下無料 ※20名以上の団体は2/9~3/27に限り、一般800円、高校・大学生600円 ※障がい者手帳等持参の方は当日入館料から100円引き(介添者1名は無料) |
お問い合わせ | 東京ステーションギャラリー 電話番号:03-3212-2485 |
オフィシャル サイト |
東京ステーションギャラリー 奇蹟の芸術都市バルセロナ |
注意事項 | 毎週月曜、2月25日(火)は休館 ※ただし、2月24日(月・休)、3月30日(月)は開館 |