トーベ・ヤンソン(1914~2001年)が生みだした「ムーミン」のシリーズのうち、コミックスにスポットを当てた展覧会が、松屋銀座8階イベントスクエアで開催されます。トーベ・ヤンソンによる初めての漫画は、1947年から2年間、フィンランドの「NyTid」(ニィティド)紙に掲載されました。1953年からは、イギリスの「イブニング・ニューズ」紙で連載が始まり、弟のラルス・ヤンソン(1926~2000年)の協力を得て、20余年にわたり続きました。同展覧会では、キャラクター設定やスケッチ、原画など、日本初公開となる280点が展示され、ムーミンが広く知れ渡るようになり、今日のムーミン人気の礎になった「ムーミン コミックス」の豊かな世界が紹介されます。
日本初公開!トーベ・ヤンソンによるマンガ原画やスケッチ、約280点を一堂に
ムーミン童話の原作者トーベ・ヤンソン(1914-2001年)による初めての漫画は1947年にスタート。その後1953年からは、イギリスの『イブニング・ニューズ』紙で連載が始まり、弟のラルス・ヤンソン(1926-2000年)の協力を得て、20余年に亘り続くことになります。このムーミンコミックスの存在により、ムーミンが広く知れ渡るようになり、今日のムーミン人気につながっていきました。
本展では「ムーミン75周年」を記念し、ムーミンコミックスにスポットを当て、日本語未邦訳となっているストーリーやコミックスだけに登場する個性的なキャラクターなどを紹介いたします。キャラクターの設定画やスケッチ、原画など日本初公開となる280余点を通じて、楽しくも奥深いムーミンたちの豊かな世界をお楽しみください。
トーべ・ヤンソン(左)ラルス・ヤンソン(右)
トーベ・ヤンソン(1914-2001年)
フィンランドのヘルシンキに生まれ、15歳から芸術家としてのキャリアをスタート。絵画家、風刺画家、短編作家としても活躍します。1945年から25年間にわたって書きつづけた「ムーミン」の小説シリーズは世界各国で多くの読者に親しまれています。1953年、コミックスの連載を始めると、20か国以上で翻訳・出版され、ムーミンの人気を決定的なものにしました。
ラルス・ヤンソン(1926-2000年)
トーベの末弟。15歳の時に冒険小説『トルトゥーガの冒険』でデビュー。ムーミンコミックスの連載が始まると、トーべとともにマンガの制作や英訳に関わり、1960年から1974年は一人で連載を続けました。また、TVアニメ『楽しいムーミン一家』では、企画から制作にいたるまでトーベとともに監修者として関わりました。
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名称 | ムーミン75周年記念 ムーミン コミックス展 (ムーミンななじゅうごしゅうねんきねん ムーミンコミックスてん) |
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所在地 | 〒104 – 8130 東京都中央区銀座3-6-1 |
開催期間 | 2020年9月24日~10月12日 ※営業日、開場時間は松屋ウェブサイトでご確認ください。最終日のみ17:00閉場。入場は閉場の30分前まで。会期中無休。 |
開催場所 | 東京都 松屋銀座 8階イベントスクエア |
交通アクセス | 地下鉄「銀座駅」A12番出口直結 |
主催 | ムーミンコミックス展実行委員会 |
料金 | 一般1200円、高校生700円、中学生500円、小学生300円 ※前売りあり。入場券の入手方法は松屋ホームページでご確認ください。 |
問合せ先 | 松屋銀座代表 03-3567-1211 |
ホームページ | https://www.matsuya.com/ginza/ |