日本橋の話ではないですが、江戸料理のお話。
先日、浅草の櫻田さんの江戸料理を堪能してきました。
店内は京都三条富小路から移築したという落ち着いた雰囲気。
各テーブルに囲炉裏があり、好きな串を自分で焼いて食べるという、ちょっと面白い、アミューズメント的な面も持ち合わせているお店。
まずは、食前酒。
江戸時代のお酒(日本酒)は今より、度数が低いとのこと。
日本酒の香りを残しつつ、度数が低い分飲みやすい感じ。
金魚が入っても、普通に泳いでいられるということから、金魚酒と呼ばれてもいるとか・・・。
江戸の玉子焼き(しっかりした甘さが特徴)、鴨ねぎ(鴨の醤油煮)、ハマグリ田楽。
お刺身は、鯛の昆布〆。
煎り酒でいただきました。
揚げ出し大根
海老の煎りだし
炭焼きは、大ぶりのジューシーな椎茸。
金目鯛のひもの。
お肉は、鹿肉。
さっと炙り頂きました。生臭さはなく、赤身独特の鉄分感が生肉好きにはたまりません。
鍋はねぎま鍋
お食事は、山吹めし。
うらごしした玉子のお茶漬けとでもいいましょうか。
優しい味付けでサラっといっちゃいました。
【江戸料理にこだわりたい】ということで店主が自ら文献をひも解き、レシピを作り上げたという江戸料理。
また、食材に関しても、基本的には江戸にあった食材に極限こだわりたいということで、トマトやエリンギ、牛肉は使わず、逆に、イノシシやシカなどを新たに仕入れ、野菜に関しては、当時、農薬自体ありませんでした。しかしながら、全て完全無農薬の野菜を仕入れるのは難しいということで、減農薬の野菜にこだわるという徹底ぶり。
浅草には来年、スカイツリーもできますし、当たらなスポットになるかもしれませんね。
炭やき 櫻田
東京都台東区雷門1-15-12永谷マンション1F
(03)3845-3995
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江戸料理 櫻田