三越:日本の職人匠の技展

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伝統の技を現代へ、
紡がれるシルクの道。
絹の町として栄えた前橋で、創業明治38年の歴史を継ぐ贄田シルクの4代目・昌一さん。
こだわりは昔ながらの座繰でゆっくりと挽いた糸に、生糸を八の字に“からめて”仕上げた撚糸。適度に縮れた糸は、ふんわり豊かな風合いと美しい光沢感を生み出します。「織物は糸によって風合いが変わる。それが生命線」と贄田さんは語ります。着た時に軽やかで、フィット感のある心地よいコート。袖を通すほどに体に馴染みます。

自然の木の色が生む、
緻密な幾何学の美。
木そのものの色を活かして模様を表現する寄木細工は、江戸後期に箱根のみやげ品として始まりました。一度は衰退した伝統の技を土地の諸先輩から学び、独自の手法を編み出した金指勝悦さん。寄木ブロックから作品を削り出す「ムク」の技法で、革新的な寄木細工を作り続けます。名匠が目指すのは、単なるみやげ物ではなく、器やカップなどの実用品。「いずれは子供用の玩具を作りたい」と金指さんはおっしゃっています

三越:日本の職人匠の技展

三越:日本の職人匠の技展

三越:日本の職人匠の技展
2011年12月27日~2012年1月10日

 
 

日本橋三越本店 
東京都中央区日本橋室町1-4-1
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