1934 年高知ご出身の先生は、京都市美術大学(現・京都市立芸術大学)で富本憲吉に陶芸の基礎を学び、アメリカの現代陶芸や戦後の前衛美術に触発されることで、独自の哲学的な思想やアンチテーゼを含んだ作品を発表。
笑口壺、オリベ、縄文式・彌生形壺、などの鮮烈なシリーズ作品を発表し、現代陶芸の先駆的な存在として多方面に強い影響を与え続けておられます。
喜寿記念となる今展では、「開く形」をテーマに、黄色のストライプや黒と白を基調とした有機的なフォルムによる器形のオブジェともいうべき新作を発表予定。
また近年取り組んでいる茶碗、茶入、水指などもあわせ約60点程度の出品予定です。
喜寿記念柳原睦夫展 ー開く形ー
期間:4月18日(水)~24日(火)
場所:6階 美術画廊
※最終日は午後4時閉場
日本橋高島屋
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