先生は1938年に東京に生まれ、東京藝術大学大学院を修了後フランス政府給費生として渡仏され、パリ国立美術学校などで学ばれました。帰国後は個展を中心に精力的に発表されるだけでなく、大学で後進の指導にもあたられています。
「坂口レッド」と称される洗練された赤をはじめとする豊かな色彩と、近年一層強さを増した筆致で、花や静物などの対象を確かに捉え、観るものを画面に引き寄せます。今展では、100号の大作から小品まで約30点の発表予定です。
坂口國男展
期間:4月25日(水)~5月1日(火)
場所:6階 美術画廊
※最終日は午後4時閉場
日本橋高島屋
〒103-8265
東京都中央区日本橋2丁目4番1号