「ー山水を憶うー」と題し、現代の風景をそのままに描くのではなく作家の原風景としての記憶をダブルイメージで表出することで東洋的な風景画に対する精神的リアリズムとしての山水画を発表いたします。
作家の思想的な根源部分の「日本画」を素材としての墨とたっぷりと水を含んだ岩絵具による線の抽象性によって表現された山水。絹本に描くことによって物理的、視覚的空間の同一性を試みた大作を含め新作を中心に斉藤典彦の現在を一堂に展観いたします。
どうぞご堪能ください。
斉藤 典彦 ―山水を憶う―
■7月18日(水)→30日(月)
■6階 美術画廊X
日本橋高島屋
〒103-8265
東京都中央区日本橋2丁目4番1号