今展は21世紀の陶芸を展望するシリーズ第2弾の展覧会です。
私たちの生活の中に根ざし、歴史の集積とともに独自の進化を遂げてきた日本の陶芸。卓越した技術力はもとよりその表現力は世界から高い評価を受け、近年日本の美術界における役割と領域はますます広がりつつあります。
そのような中、今回出品する8名の若手作家は「陶芸」と「美術」の関係性や、「茶」という日本の伝統文化を柔軟に受け入れながら、それらの概念に独自の美意識を見出し、多様化と国際化が進む現在において、まさに新たな表現を追求している気鋭の陶芸家といえます。現代感覚に溢れ、今の時代を象徴する力作の数々を何卒ご堪能ください。
<出品予定作家>伊勢﨑 晃一朗、金 理有、桑田 卓郎、高津 未央、竹村 友里、新里 明士、福本 双紅、藤原 絵里佳
美の予感2012 陶-New Generation
■9月5日(水)→11日(火)
■6階 美術画廊
※最終日は午後4時閉場
日本橋高島屋(タカシマヤ)
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