柳宗悦が見出し今も尚作り続けられている、日本各地の民藝の本流にあたる手工芸の数々をご紹介。加えて、今の暮らしに調和する「用の美」を表現した品々も展示・即売いたします。
①【南部鉄器(釜定)】岩手県 盛岡市
今も尚、手作りの鋳型を用い伝統技法で生み出されている、南部鉄器。
無駄をそぎ落としたシンプルなデザインには、強さと美しさが共存しており、使い込むほどに味わいが増していきます。
鉄瓶 柚子肌(約径17×高さ22.5cm、容量約1.6L)40,950円〈1点限り〉
②【益子焼 濱田門窯】栃木県 益子町
民藝運動の中心人物、濱田庄司が生涯の作陶の地とした益子。
当時、益子は多くの生活雑器を関東に出荷しながら、名が知られていませんでした。
実用品に「美」を認める価値観、自らを「陶工」と呼ぶ濱田の信念に恰好の地であり、今では窯元の数は350を越えるといいます。
焼〆流し掛 4寸飯碗(約径12×高さ9cm〈蓋を含む〉)6,300円
③【丸亀団扇】香川県 丸亀市
17世紀中頃、金比羅参詣客に土産として売り出したのが始まりとされる、丸亀団扇。
一点一点、手仕事で作られ、現在では多種多様な色や形をした団扇も生み出されています。
元黒うちわ(約33×高さ46cm)2,730円
用の美とこころ 民藝展《展示・即売》
8月29日(水)→9月10日(月)
■8階 催会場
※最終日は午後6時閉場
日本橋高島屋(タカシマヤ)
〒103-8265
東京都中央区日本橋2丁目4番1号