日本橋高島屋：上村淳之展

上村淳之先生は1933年京都市に生まれ、京都市立芸術大学専攻科を修了後、創画会を中心に活動されています。2002年には日本藝術院会員に就任、現代日本画壇を代表する作家としてご活躍されています。奈良市郊外のアトリエ「唳禽荘」で多くの鳥を飼育し、四季の移ろいの中、鳥と暮らし、鳥に向き合うことで、繊細で優美な独自の花鳥画を作りあげてこられました。本展では水辺に憩う水鳥たちを描いた大作「水辺の四季」を始め、時の流れをも感じられる格調高い作品を展観いたします。
また、8階ホールでは、10月1日（月）まで近年までの作品50余点による傘寿記念上村淳之展（主催：読売新聞社）を開催いたします。