「しじみ」について
小さな二枚貝でマルスダレガイ目シジミ科に所属をしていますが、マシジミやセタシジミなどいくつもの種類があります。
日本人にとってはお味噌汁の具材で昔から愛されてきた食材であり、古くから3種類が日本でも生息をしていて、それがセタシジミにマシジミ、それにヤマトシジミです。
黒い見た目を連想しますが、泥底にいると黒っぽいものの、砂底にいると明るい色であり、マシジミには色に明るさがあります。
全国的に見た際の漁獲量としては、青森県がトップでついて鳥取県に栃木県、そして北海道に三重県です。
しじみに含まれている「オルニチン」
生命維持に大切な働きをする肝臓において、大活躍のアミノ酸がオルニチンです。
適量が常に体内に存在をすることで健やかな肝臓の活動を維持することになりますし、疲労回復をサポートする力にも恵まれています。
人間の身体には元来オルニチンは備わっており、遊離アミノ酸と言われる一つです。
体内では血液の中に溶けていて、体中を流れてはアンモニアなどの有害な物質の解毒をしたりする役割があります。
アンモニア代謝経路の、オルニチンサイクルの尿素回路で活躍をして、アンモニアの毒を分解させていますしエネルギー産生にも力になる存在です。
しじみで得られる美容予防
小ぶりの貝殻が特徴のしじみには、内に秘められた美容効果と健康パワーが秘められています。
サプリメントでも採用されることが多くなってきましたが、飲酒時だけではなく美容の味方にもなる優れた存在です。
美肌について
豊富なオルニチン成分にも恵まれた食材であり、摂取をすることで細胞を元気に活発化させることにつながります。
体内では滞りがちな新陳代謝が活性化をするので、肌も美しくなる仕組みです。
皮膚の代謝の低下は、くすみやごわつきの要因とな値ため、美肌を目指す際に正常なターンオーバーは欠かせません。
基礎化粧品やエステでのケアも良いですが、内側からの美容に良い成分でアプローチをすることも必要です。
薄毛予防
実はしじみに含有をするオルニチンには、抜け毛要望や薄毛予防にも役立つ働きがあります。
健やかな毛髪を発育させていくするためにも、成長ホルモンは必要であり、その分泌を助けるのもオルニチンの得意とするところです。
年齢とともに減少をするホルモン分泌ですが、深夜の就寝時に出てくるものであり、毛髪のみではなく皮膚や全身の細胞に関わります。
ポリアミン成分との合成がされるのも、オルニチン摂取時の特徴です。
毛母細胞の活性化や髪の毛を太くするためにも必要であり、細胞分裂を促すのもオルニチンの役割になります。
ダイエット効果
美味しく食べることのできるシジミは、多くの人が望む健康的な減量時にも貢献をする存在です。
痩せる際には脂肪燃焼をするためにも、筋肉はある程度無ければ健康的な痩せ方にはなりません。
有酸素運動のウォーキングやエクササイズをしても、筋肉がないと脂肪が燃えないのでなかなか痩せないです。
でもしじみにはオルニチンが豊富であり、これが就寝時の成長ホルモンの分泌を促進させてくれます。
イコールで筋力向上にもつながるため、筋肉を適度に付けることができることから、健康的なダイエットをすることが可能です。
代謝アップ
身体の代謝エネルギーを増やす成分も、惜しみなく含むのがシジミです。
代謝エネルギーをこれまでよりも増加させることができますので、脂肪の燃焼効率が良くなります。
新陳代謝の良い巡りの順調な身体になることで、太りにくくて痩せやすい理想の体質へと近づくことも夢ではありません。
代謝エネルギーと血液の流れの良さも密接にかかわりますので、全身の血流が良くなり体温も上がるので健康を維持しやすいです。