美術批評家ジョン・ラスキンの生誕200年記念展覧会、開催。ラスキンが見出した前衛芸術家の作品が一堂に。
1848年結成の英国の前衛芸術家集団「ラファエル前派同盟」の作品に、大きな芸術的意義を見出したのがジョン・ラスキンでした。
それ以前に、画家ターナーの先駆的な表現に正当な評価を与え、いち早く作品を買い求めコレクションを形成するのみならず、この画家を擁護するために論評を発表しました。ターナーの作品に見た芸術的意義を、「ラファエル前派同盟」の作品にも見出したのです。
ラスキンは、あらゆる人々にかかわる芸術の必要性を説く一方で、この前衛芸術家集団と他の同時期の芸術家作品を関連づけて考察。その思想は広く社会に受け入れられ、その後の英国の美術や歴史に大きな影響を残すことになりました。
本展覧会では、ラスキンにゆかりの深いラファエル前派を初めとする作品が一堂に会します。英米の美術館所蔵の絵画からデッサン、ステンドグラスやタペストリ、家具など約150点が三菱一号館美術館に登場。これらの作品を通じてその功績をたどり、当時のゆたかな成果を鑑賞し堪能することができます。
開催期間 | 2019/03/14(木) ~ 2019/06/09(日) |
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最寄り駅 | 二重橋前〈丸の内〉駅(徒歩3分) / 有楽町駅(徒歩6分) / 東京駅(徒歩5分) / 日比谷駅(徒歩3分) |
会場 | 三菱一号館美術館 |
時間 | 開始:10:00 終了:18:00 備考:祝日を除く金曜、第2水曜、6月3日~7日は10:00~21:00 ※入館はいずれも閉館の30分前まで |
料金・費用 | 一般 1,700円、大学生・高校生 1,000円、小・中学生 500円 前売券 一般のみ1,500円 ※ペア券(一般のみ、大学生以下設定なし)は、チケットぴあでのみ販売 |
お問い合わせ | ハローダイヤル 電話番号:03-5777-8600 |