現在日展参与として活躍される川﨑鈴彦先生は、日本画家の故川﨑小虎の長男として生まれ、来年は米寿を迎えられます。その画業をふりかえると、それははからずも沖縄から東北松島への旅となりました。近年は芭蕉の旅を辿る「おくのほそ道」シリーズを中心に、その潮騒ぐ世界と、円窓から見る風景に新境地を探ります。今展では過去の代表作から新作の大作、円窓作品を一堂に展観いたします。清冽な人生の積層をみる、格調高い日本画作品の数々をぜひともご高覧ください。
-月日は旅・沖縄から松島へ- 川﨑鈴彦展
■9月12日(水)→18日(火)
■6階 美術画廊
※最終日は午後4時閉場
日本橋高島屋(タカシマヤ)
〒103-8265
東京都中央区日本橋2丁目4番1号