ネパール・ヒマラヤ最奥の聖地といわれるドルポ出身の画家テンジン・ヌルブ氏は、伝統的なチベット絵画の中に独自の静謐感あふれる斬新的な作風を取り入れた画で知られています。
ヒマラヤの山々と自然、そのなかに暮らす人々や生活・文化など、ドルポに生まれ育ったものにしか描けない素晴らしい世界が彼の画の中に展開します。
また彼は、生まれた村のお寺の五代目の僧侶で、祈りを込められ描かれた画の中には、地球や人類、宇宙に対する啓示が含まれています。
氷雪を抱くヒマラヤの山々、美しい青さに彩られた湖や川、桃源郷のような平和な土地に暮らす人々の様子―さまざま彼の絵画を目の前にしたとき、人々はいつしかヒマラヤの世界にいざなわれていることでしょう。
ヒマラヤ最奥の聖地から
テンジン・ヌルブ絵画展
■開催日時:2012年10月3日(水) ~ 10月9日(火)
9:30~20:30 (*最終日は17時閉場)
■場所:日本橋店 3階ギャラリー
<入場無料>
丸善・日本橋店
中央区日本橋2-3-10
丸善・ジュンク堂書店